Ultra-high resolution optical coherence tomography assessment of photoreceptors in retinitis pigmentosa and related diseases.
Witkin AJ et al(MA USA)
Amer J Ophthalmol 142(6): 945-52, 2006
・9例9眼の網膜色素変性症(RP)と36例36眼の正常者を対象に、UHR-OCTで中心窩厚(CFT)、中心窩外節/色素上皮厚(FOSPET)を測定した。
・CFTは、RP類縁疾患者と正常者では有意差はなかったが(p=0.135)、FOSPETでは両群間に有意差がみられた(p=0.004)。
・RP患者では視力はCFTとまずまずの相関であったが(r=-0.43, p=0.245)、FOSPETでは強い相関がみられた(r=-0.942, p<0.0001)。
・FOSPETは視細胞の量的な消失を現しており、RP患者で有意に薄く、logMAR視力と相関していた。
・FOSPETからRP患者の視力が予想できるだろう