Intraocular pharmacokinetics of ranibizumab following a single intravitreal injection in humans.
Krohne TU et al(Germany)
Amer J Ophthalmol 154(4): 682-686, 2012
・ヒトでranibizumabを1回硝子体内注入した後の硝子体内動態を調査した。
・18例18眼の非硝子体術眼(61-85歳)で、白内障が強く、AMDあるいはDMEやRVOよる黄斑浮腫がある者を対象として、0.5mg ranibizumabを硝子体内注射した。
・注射1-37日後に白内障手術を行い、前房水を採取し、ranibizumab濃度を測定した。
・注射1日後の濃度は36.9-66.1μg/mLで、その後、指数関数的に減少していた。
・非直線回帰分析で、初期濃度は56.1μg/mLで、半減期は7.19日であった。bevacizumabの半減期は9.82日であり、これよりはやや短かった。