Fluocinolone acetonide sustained drug delivery device for chronic central retinal vein occlusion: 12-month results.
Ramchandran RS et al(NC USA)
Amer J Ophthalmol 146(2): 285-91, 2008
・CRVOで治療に抵抗する慢性黄斑浮腫患者14名14眼に、3年効果のあるfluocinolone acetonideイ ン フ ゚ ラ ン トを硝子体内に移植し、12カ月後の視力、中心窩厚、眼圧を測定した。
・静脈閉塞と黄斑浮腫の持続期間は平均12.5ヵ月(7-49ヵ月)。
・術前のmedian VAは20/126で、2ヶ月後に20/60、12カ月後に20/80に改善した。
・12カ月後に視力は有意に改善した人が多かった(p=0.002)。
・網膜中心厚は12カ月後に、平均622→307、中間値600→199μmに有意に改善(p=0.008)。
・有水晶体眼5眼全眼で白内障が進行し、14眼中13眼で眼圧が上昇し、手術あるいは点眼治療が必要であった。