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American Journal of Ophthalmology

2013
155巻

POAGにおける側臥位と仰臥位での眼圧変動

American Journal of Ophthalmology 155巻(2号)2013

The effect of lateral decubitus position on intraocular pressure in patients with untreated open-angle glaucoma.
Lee JY et al(Korea)
Amer J Ophthalmol 155(2): 329-335, 2013
・22例44眼の新規に診断された開放隅角緑内障眼で、仰臥位から側臥位に体位変換を行った場合の眼圧変動について検討した。
・測定はTono-Pen XLを用いて、座位→仰臥位→右側臥位→仰臥位→左側臥位→仰臥位に体位変換を行った10分後の眼圧を測定した。
・ハンフリー視野のMD値で、左右眼をMDが悪い方の眼とMDが良い方の眼として検討した。
・仰臥位から右側臥位になった時、右眼の眼圧は19.1±2.6→21.0±2.7(p=0.019)、左仰臥位になった時、左眼の眼圧は18.6±2.9→20.6±3.1(p=0.002)であり、下になった方の眼の眼圧は上の眼の眼圧と比較して、右側臥位では+1.2 SE±0.5(p=0.023)、左側臥位では+1.6 SE±0.5(p=0.004)と有意差があった。
・仰臥位から側臥位になった時の眼圧上昇はMDが良い眼(1.5±2.1)と比較してMDの悪い眼では、2.3±2.2mmHgと高い傾向があった(p=0.065)。(TY)

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