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American Journal of Ophthalmology

2009
147巻

黄斑円孔手術後のOCTによるうつ伏せ期間の検討

American Journal of Ophthalmology 147巻(3号)2009

Posturing time after macular hole surgery modified by optical coherence tomography images: a pilot study.
Masuyama K et al(鹿児島大)
Amer J Ophthalmol 147(3): 481-8, 2009
・15例16眼の黄斑円孔硝子体手術で16%SF6 カ ゙ スを注入した例で、同意が得られたものでは術後3時間後に、その他の人では術翌日からFD-OCT検査を行った。
・OCTで円孔閉鎖が確認されたら、うつ伏せは中止したが、術後1週間はIOL偏位が起こらない様、仰臥位での就寝だけは避けてもらった。
・術翌日、16眼中13眼でFD-OCT検査が可能であり、10眼で閉鎖、3眼で開放していた。
・その翌日には2眼が閉鎖。
・ただ閉鎖が確実でなかった4眼では8日間うつ伏せを続行し、1ヶ月後には全例閉鎖。
・OCT所見は、7日目では9眼で神経網膜の橋形成、3眼で通常の閉鎖。
・1か月目では12眼が閉鎖、4眼が橋形成。7日目で橋形成の9眼中6眼は1か月目で閉鎖となった

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