Trabeculectomy with mitomycin C for neovascular glaucoma: prognostic factors for surgical failure.
Takihara Y et al(熊本大)
Amer J Ophthalmol 147(5): 912-8, 2009
・新生血管緑内障に対する マ イ ト マ イ シ ンC併用線維柱帯切除術の経過について検討した。
・経過観察期間は平均29.3ヵ月(0.5-142.3ヵ月)。
・術後の成功率(TO<=21mmHg、視力は光覚弁以上、再手術不要)は1, 2, 5年後に62.6%, 58.2%, 51.7%であった。
・多変量解析で不成功の要因をみると、若年者(RR=0.96/年 p=0.0007)、硝子体手術の既往(RR-1.62 p=0.02)であった。
・硝子体手術既往者66眼のなかでは、増殖膜の残存 and/or RDの残存は RR=1.59 p=0.05。
・DM網膜症群では他眼もNVGであることが RR=1.73 p=0.003であった