Conversion to aflibercept for chronic refractory or recurrent neovascular age-related macular degeneration.
Yonekawa Y et al(MA USA)
Amer J Ophthalmol 156(1): 29-35, 2013
・94例102眼の、Bevacizumabあるいはranibizumab治療に抵抗性(毎月注射しても滲出が残る68眼)あるいは再発性(滲出は減るが頻回注射が必要な34眼)の新生血管AMDに対し、afliberceptに変更した症例について検討した。
・BevあるいはRanは平均20.4回注射されており、Aflは平均3.8回注射し、平均経過観察期間は18週である。
・視力変化は有意差がなかったが、抵抗性群ではCMTはAflを1回注射後も、最終注射後も有意に改善していた(いずれもp<0.001)。
・第1回注射後、網膜内浮腫も、網膜下浮腫も有意に改善した(いずれもp<0.001)。
・また、平均注射間隔は5.2→6.2週に延びた(p=0.03)。再発群でもCMTはAflを1回注射後も、最終注射後も有意に改善していた(いずれもp<0.001)。
・第1回注射後、網膜内浮腫も、網膜下浮腫も有意に改善した(p<0.003 p=0.046)。
・また、平均注射間隔は7.2→9.5週に延びた(p=0.001)。Aflへの変更は有効であった。(TY)