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American Journal of Ophthalmology

2010
150巻

眼圧と相関する因子について(久米島スタディ)

American Journal of Ophthalmology 150巻(2号)2010

Intraocular pressure and related systemic and ocular biometric factors in a population-based study in Japan: The Kumejima Study.
Tomoyose E et al(琉球大)
Amer J Ophthalmol 150(2): 279-86, 2010
・久米島での40歳以上の4,632名中、3,762名(81.2%)を検査した。
・緑内障でない2,838名の眼圧は15.1±3.1(男15.2±3.1、女15.1±3.1)で、男女間に性差はなかった。
・多変量解析では、高眼圧は以下のものに相関があった:若いほど(p<0.001)、BMIが高いほど(p<0.001)、収縮期血圧高いほど(p<0.001)、糖尿病歴がある(p=0.001)、中心角膜厚厚いほど(p<0.001)、角膜曲率が強いほど(p<0.001)、眼軸が長いほど(p<0.018)。
・前房深度、Shaffer分類での隅角開放度には相関がなかった。

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