The Association between glaucomatous and other causes of optic neuropathy and sleep apnea.
Stein JD et al(MI USA)
Amer J Ophthalmol 152(6): 989-98, 2011
・睡眠時無呼吸(SA)とPOAG、NTG、非動脈炎性虚血性視神経症(NAION)、鬱血乳頭、特発性頭蓋内圧亢進症(IIH)との関連があるかどうかと、持続陽圧治療の効果について検討した。
・Large US managed care networkに登録された2001~07年にかけての40歳以上の受給者記録を調査した。
・2,259,0561名の内、156,336名(6.9%)が睡眠時無呼吸の診断が付いていた。
・POAGやNTGの危険率は、睡眠時無呼吸(SA)と正常者の間に差がなかったが、陽圧治療を受けてないSAでは、NAION(HR=1.16 95%CI=1.01-1.33)、IIH(HR=2.03 95%CI=1.65-2.49)と危険率が上がっていた。
・陽圧治療を受けているSAでは、危険率は上がっていなかった(p>0.05)。
・無治療のSAはIIHやNAIONの危険率を上げていることが分かった。