The effect of alpha antagonists on pupil dynamics: implications for the diagnosis of intraoperative floppy iris syndrome.
Theodossiadis PG et al(Greece)
Amer J Ophthalmol 153(4): 620-6, 2012
・α1受容体遮断剤の使用と瞳孔の動きを手持ちデジタル瞳孔計で測定した。
・15例のtamsulosin、25例のalfuzosin内服者と25名のコントロール者で検討。
・静止時の瞳孔径、収縮の潜時、速度、拡大速度を散瞳剤使用前後で測定した。
・散瞳検査は0.5%トロピカミドと10%フェニレフリン点眼30分後に検査した。
・散瞳前検査では、タムスロシン群では最大径が0.50±0.19mm(p=0.011)小さく、0.8秒の光刺激時の瞳孔径収縮量が5.23±2.42%(p=0.035)少なく、収縮速度は0.70±0.20m/s(p=0.01)遅かった。
・アフルゾシン群では最大径が0.49±0.17mm(p=0.005)少なく、収縮速度は0.54±0.18m/s(p=0.004)遅かった。
・散瞳後の最大瞳孔径はタムスロシン群で1.09±0.31mm(p=0.001)、最小径は0.89±0.36mm(p=0.016)小さかった。