Lamellar macular hole: two distinct clinical entities.
Govetto A et al(CA USA)
Amer J Ophthalmol 164(4): 99-109, 2016
・偽黄斑円孔が2つのsub-groupに分けれるかどうかを検討した。
・偽黄斑円孔の90例102眼について検討し、牽引性と変性に分けることができた。
・牽引性は43眼あり、外網状層と外顆粒層の間の神経網膜の分離があり、ellipsoid層が正常の場合が多かった。
・変性のものは48眼あり、網膜のあらゆる層に発生しうる網膜内空洞が特徴であり、時に非牽引性の網膜増殖や網膜隆起がみられた。
・また、早期のellipsoid層の欠損もみられた。
・11眼は牽引性と変性の両者の特徴を持っていた。
・視力は牽引性が20/27で、変性20/37よりも有意に良かった。
・経過観察中の変化はいずれも少なかった。(TY)