Localized changes in retinal nerve fiber layer thickness as a predictor of localized functional change in glaucoma.
Gardiner SK et al(OR USA)
Amer J Ophthalmol 170: 75-82, 2016
・局所的なRNFL厚の変化速度がその対応部位の視野変化速度に相関があるかどうかを調査した。191例364眼の緑内障疑いあるいは緑内障で6か月毎に24-2視野と30度毎の周視神経乳頭のRNFL厚測定を行ない、Passing-Bablok回帰を求めた:PB回帰は原因結果の関係のない2測定法の結果を比較解析するもの。セクターに分けたRNFL厚の変化速度は全ての網膜部位で感度変化を有意に予測し得た。セクターの1μm/年以上の速度の厚みの減少は、上方視野の0.3dB/年以上の感度低下と相関していたが、下方視野では相関がなかった。(TY)