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American Journal of Ophthalmology

2015
159巻

Cypass 1年の成績

American Journal of Ophthalmology 159巻(6号)2015

Supraciliary Micro-stent Implantation for Open-Angle Glaucoma Failing Topical Therapy: 1-Year Results of a Multicenter Study
J Garcia-Feijoo et at (Spain)
Am J Ophthalmol 159(6): 1075-1081, 2015
65眼が登録された
ベースラインIOPは24.5±2.8mmHgで点眼数は2.2±1.1本であった
深刻な合併症はなく、1か月以降の30mmHg以上の一過性眼圧上昇 7/65眼11%
(自然経過もしくは点眼で眼圧下降)
一過性前房出血 4/65眼 6%、白内障の進行5/41眼 12%
12か月後の平均IOP 16.4±5.5mmHg 34.7%眼圧下降 点眼数1.4±1.3本
53/64眼 83%で12カ月の時点で追加手術はされなかった
9眼でレクトミー(6/9眼が6カ月以内)、2眼で追加Cypass挿入(術後3カ月と6カ月) これら11件のうち10件はフォローアップ不足や視野進行のためスタディから外れ、1年以上追えたのは55眼
スタディ開始時に64/65眼 98%は従来の手術が検討されていたが、そのうちCypassを行った1年後では53/64眼 83%は手術が必要でなかった
15mmHg未満:21眼44.6%
13mmHg未満:25.5%(MM)

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