In Vivo Porcine Model of Venous Air Embolism During Pars Plana Vitrectomy
Steven Gayer, Howard D. Palte, Thomas A. Albini, Harry W. Flynn Jr., Ricardo Martinez-Ruiz, Nelson Salas, Andrew J. McClellan, Nidhi Relhan, Jean-Marie Parel (US-FL)
AM J Ophthalmol 2016;171(11):139-144
・豚に全身麻酔をかけ、硝子体手術のインフュージョンカニューラを上脈絡膜腔に設置
・空気灌流を開始して硝子体切除を進めながらバイタルサインを監視
・3眼目の実験でVAE発生、灌流圧30→60mmHgに増加させると30秒以内に心臓内に空気の存在
・まずETCO2が低下、続いて血圧の減少と心電図変化
・SaO2はかなり後になって低下
・7分後にVAEにより死亡、剖検にて右心室に空気の存在
(結論:上脈絡膜腔に間違って設置されたカニューラより空気が圧出されると、目から全身循環に空気が移行して致死的なVAEが生ずることが豚の実験で証明された) (MK)