Venous air embolus: a rare but serious complication of fluid-gas exchange during pars plana vitrectomy.
Iyer PG et al(FL USA)
Amer J Ophthalmol 227(7): A3-A4, 2021
・強膜にカニューラを縫合しなくなり、スピードは上昇したが、鋭角に挿入した管の先端の位置がずれて、上脈絡膜腔に灌流してしまうことが起こり始めた。
・これは稀ではあるが、致命的な静脈空気塞栓(VAE)を発症することがある。
・上脈絡膜腔から渦静脈、眼静脈を経由して右心房に入りうる。
・2010年に最初に報告されて以来、13例が報告され、そのうち9名は死亡している。
・液空気置換を開始する前にカニューラを確認する事が大切である。
・発生したらTrendelenburg position(頭を下げる)が大切である(TY)