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American Journal of Ophthalmology

2022
242巻

正常眼圧緑内障眼の角膜硬度

American Journal of Ophthalmology 242巻(10号)2022

Corneal stifness and modulus of normal-tension glaucoma in Chinese.
Xu Y et al(China)
Amer J Ophthalmol 242(10): 131-138, 2022
・正常眼圧緑内障(NTG)108眼、高眼圧の緑内障(HTG)113眼、正常者113眼で角膜の生体力学的解析を行ない、中心角膜厚(CCT)、視野、網膜神経線維層厚(RNFL厚)も同時に評価した。
・角膜解析は開発したCorneal indentation device(CID)とCorvis STを用いた。
・CIDは角膜に接触させた器具で、1mm間隔に角膜をindentして解析するものである。
・角膜硬はNTGでは71.0±10.9N/mで、HTGの77.3±15.6(p=0.001)、正常者の75.6±11.0(p=0.023)より有意に低かった。
・NTGでは角膜硬とCCTは正の相関がみられた(p=0.028)が、HTGでは相関がなかった(p=0.5)。(TY)

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