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British Journal of Ophthalmology

2012
96巻

中心性網脈絡膜症は虚血性心疾患を発症しやすいか

British Journal of Ophthalmology 96巻(12号)2012

Central serous chorioretinopathy and risk of ischaemic stroke: a population-based cohort study.
Tsai DC et al(Taiwan)
Brit J Ophthalmol 96(12): 1484-1488, 2012
・中心性網脈絡膜症CSCRと将来の虚血性心疾患との関連を、Taiwan National Health Insurance Research Databaseの2000-2007年の新規にCSCRと診断された1814例について検討した。
・コントロールとして、年齢、性、収入、地域、時期をマッチさせた9648名を選出して、Kaplan-Meier生命表で比較した。
・3.9±2.2年の経過観察中にCSCRの45例(2.5%)と、コントロールの157例(1.6%)に虚血性心疾患が発生し、CSCRでは発生率が有意に高く(p=0.003)、発生率は1.56倍(95%CI=1.11-2.18 p=0.010)であった。
・高血圧では1.87倍(1.28-2.72)、加齢/年では1.08倍(1.07-1.10)であった。

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