Intravitreal injections: is there benefit for a theatre setting?
Abell RG, Vote BJ, et al.(Australia)
Br J Ophthalmol 96(2):1474–1478, 2012
・硝子体注射を行うにあたって外来の専用部屋(クリーンルーム)と手術室での眼内炎の発症率を比較
・2006年3月-2012年3月、同一術者がranibizumabまたはbevasizumabの硝子体注入を行った12,249眼
(2006~2008は全て手術室、その後は外来にクリーンルームが作られ33%が外来、67%が手術室)
・外来の注射専用部屋;手術室の環境に近づけ標準ガイドラインを超える環境;天井高2m以上、表面ビニール、層状・ハイフローではないが高効率の空気フィルター、部屋には4人以上入らない、手術室に順じたチェックポイントなど
・外来で施行した3,376眼のうち4眼で眼内炎発症、手術室で施行した8873眼には眼内炎発症せず(p=0.006)
【結論】硝子体注射を行うには手術室の環境が適しており、有意に感染性眼内炎の発症が少なかった(MK)