Short-term outcome after intravitreal ranibizumab injections for the treatment of retinopathy of prematurity
Maria Ana Martinez Castellanos et al. (Mexico)
Br J Ophthalmol 97(7): 816-819, 2013
・ROPに対しranibizumab硝子体注射治療を行った3年間の短期成績を評価。
・症例は2008.3~10に登録された3例6眼
(平均在胎週数30±3.5週、平均出生体重1296.7±523.5グラム)
・NVの消失と再発の無い状態を治療の成功とした。
・合併症の有無、視力を検討した。
・全例1回の投与でNVが消失した。
全例で黄斑偏位、網膜皺襞、網膜剥離のような合併症を認めなかった。
全身に影響はなかった。
注射後数週間で、周辺網膜まで通常の血管成長を認めた。
視力は3歳の時点で平均logMar 0.17だった。
・これらの結果はbevacizumabの成績に相当する。
ROPに対するranibizumab硝子体内注射を行った眼球の成長と機能の発達を認めた。
大規模な研究が長期の安全と有効性に確認するために必要である。(CH)