Enhanced depth imaging optical coherence tomography of the choroid in migraine patients: implications for the association of migraine and glaucoma.
Dadaci Z et al(Turkey)
Brit J Ophthalmol 98(7): 972-975, 2014
・Auraがあるかどうかは不問として、29名の頭痛患者で、発作時と緩解期で脈絡膜厚を測定した(58眼)。
・測定部位は中心窩と、中心窩から500μm間隔で鼻側と耳側の3か所である。
・片側の頭痛患者では発作時には全か所で脈絡膜厚が有意に増加していた。
・例えば中心窩では頭痛側眼では、発作時:緩解時は、408.8±77.7:373.5±76.5(p<0.001)、対側眼では、386.6±81.8:386.0±82.0(p=0.427)。
・両側の頭痛患者では右眼では5/7か所で、左眼では7/7か所で発作時に肥厚していた。
・頭痛と緑内障はいずれも三叉神経支配であることで、神経炎症として関連があると考えている。(TY)