Association between the prevalence of obstructive sleep apnoea and the severity of keratoconus.
Naderan M et al(Iran)
Brit J Ophthalmol 99(12): 1675-1679, 2015
・年齢、性、BMIをマッチさせた円錐角膜の616例とCtrlの616例について閉塞性睡眠時無呼吸症候群OSAとの関連を検討した。
・円錐角膜群では76例(12.3%)、Ctrl群では40例(6.5%)がOSAと診断され、有意差があった(p<0.01)。
・円錐角膜群ではOSAの家族歴とBMIがOSAのリスクファクターであったが、Ctrl群では女性であることだけがリスクファクターであった。
・OSAの高riskのある円錐角膜患者は有意に平均K値(49.3:46.8D)、K1値(47.4:45.4D)、K2値(51.6:49.1D)が高く(p<0.05)、最も薄い部位の角膜厚が薄かったが(440:454μm p=0.007)、中心角膜厚には有意差はなかった(458:462 p=0.34)。
・円錐角膜の患者はOSAになるリスクが高く、OSAになるリスクを持った円錐角膜患者はより重症な円錐角膜になる可能性が高い。(TY)