Outer retinal tubulations response to anti-VEGF treatment.
Espina M et al(CA USA)
Brit J Ophthalmol 100(6): 819-823, 2016
・AMDにおけるouter retinal tubulation(ORT)の抗VEGF治療に対する反応をOCTで調べた。
・31眼51例の滲出性AMDの内、開始時にORTのあった眼は33眼であった。
・ORTを持つ眼はない眼よりも中心窩外境界膜の破壊によって視力は低い傾向にある。
・中間値11ヶ月の経過観察では23眼のORTは不変で10眼に変化が見られた。
・抗VEGFに反応して管腔が閉塞したものが5/10眼あったが、治療中止後12か月以内に全例再発した。
・2/10眼は抗VEGF治療中も拡大し、2/10眼は無治療で管腔が閉塞、1/10眼は無治療で10か月後に管腔が閉塞し、AMDが悪化しても再発してこなかった。(図)(TY)