Is prophylactic laser peripheral iridotomy for primary angle closure suspects a risk factor for cataract progression? The Chennai Eye Disease Incidence Study.
Vijaya L, Asokan R, Panday M, George R.(India)
Br J Ophthalmol. 2017 May;101(5):665-670.
・Chennnai Glaucoma Study参加者でbaselineの6年後に再度評価できた4421名、LI施行歴と白内障の進行との関係を調査
・6年間でLens Classification System Ⅱで二段階以上増加、または白内障手術施行を白内障の進行と定義
・条件を満たした(baseline時に両眼ともphakia、白内障N2C2P2未満、PACとPE以外の緑内障なし)3205名、うちPACSに対するLI歴は190名
・白内障の進行率はLI施行群で有意に多かった(OR1.7、95%CI 1.3-2.4, P<0.001)
・多変量解析にて白内障の進行はBaseline時の年齢(P<0.001)、女性(P=0.01)、糖尿病(P<0.001)とLI施行歴(P<0.001)と有意に関連していた
・タイプ別では糖尿病および女性は核白内障および皮質白内障の有意なリスク因子、LIは皮質白内障のリスクのみ有意に関連していた(OR1.6、95%CI 1.1-2.3, P<0.001)
【結論】6年間の追跡調査で、PACSに対するLIは白内障の進行を有意に増加させた(MK)