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British Journal of Ophthalmology

2017
101巻

サルコイドーシスぶどう膜炎とアクネ菌

British Journal of Ophthalmology 101巻(11号)2017

Propionibacterium acnes as a possible pathogen of granuloma in patients with ocular sarcoidosis.
Goto H et al(東京医科歯科大)
Brit J Ophthalmol 101(11): 1510-1513, 2017
・サルコイドーシスぶどう膜炎で、硝子体手術で網膜前膜除去を行った10名10眼を対象とした。
・除去した膜をH&E染色と、P acnesに対するモノクロナール抗体であるPAB抗体を使った免疫化学染色を行った。
・4例の特発性黄斑前膜例と4例のサルコイドーシス以外のぶどう膜炎に伴った黄斑前膜症例をコントロールとした。
・サルコイドーシス症例の4/10例で肉芽があり、全てPAB陽性であった。
・肉芽のない1例でもPAB陽性であった。
・コントロール例ではPABが擬陽性のものが1例あっただけであった。
・このことからサルコイドーシスぶどう膜炎ではP acnesが病態に関与していると結論した(TY)

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