Atypical epiretinal tissue in full-thickness macular holes: pathogenic and prognostic significance.
Bae K et al(Korea)
Brit J Ophthalmol 103(2): 251-256, 2019
・211例225眼の黄斑円孔症例で、非典型的な網膜前膜AET(atypical epiretinal tissue)を持ったもの26眼(11.6%)とAETを持たないもの199眼とで術後成績を比較した。
・手術1年後の円孔閉鎖はAET群では92.3%、非AET群では99.5%であった(p=0.003)。
・1年後のlogMARはAET群では0.38(小数点0.42)、非AET群では0.21(小数点0.61)で有意差があった(p=0.046)。
・AET群では術後成績が悪かったが、これはAETが慢性的に黄斑部に重篤な障害を与える病的な変化であることを示している。(TY)