Ultrasonic measurement of optic nerve sheath diameter: a non-invasive surrogate approach for dynamic, real-time evaluation of intracranial pressure.
Chen L et al(China)
Brit J Ophthalmol 103(4): 437-441, 2019
・視神経鞘直径ONSDが頭蓋内圧ICPの変化で影響を受けるかどうかを検討した。
・腰椎穿刺LPの5分前と5分後にONSDを84例(43.5±14.7歳)で測定した。
・ICPが高かった18例もこの検討に含めた。
・ONSDの変化の中間値はー0.11(0.05-0.21)mm、ICPの変化の中間値はー30(20-40)mmH2Oであった。
・脳脊髄圧の低下に伴って、80/84例(95%)ではONSDの減少がみられた。
・その中間値は4.13(4.02-4.38)mmから4.02(3.90-4.23)mmへの減少である。
・ONSDと腰椎穿刺前のICPは有意に相関し(r=0.482 p<0.01)、ONSDの減少とICPの減少も有意に相関していた(r=0.451 p<0.01)。(TY)