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British Journal of Ophthalmology

2020
104巻

高度近視眼の白内障手術後の眼圧上昇

British Journal of Ophthalmology 104巻(8号)2020

Early transient intraocular pressure spike after cataract surgery in highly myopic cataract eyes and associated risk factors.
Zhu X et al(China)
Brit J Ophthalmol 104(8): 1137-1141, 2020
・高度近視を伴う白内障(HMC)で白内障手術後の一過性眼圧上昇について検討した。
・眼圧測定は術前、1日後、3日後、1W後、3M後であり、眼軸ALや前房深度ACD、乳頭偏位、β帯萎縮(β-PPA)なども術1週間後に写真撮影して計測した。
・94例94眼のHMCと、67例67眼の加齢白内障のCtrl群で調査した。
・術1日目の一過性眼圧上昇はCtrl群で10%、HMC群で28%で有意差があった(OR=3.277 p<0.05)。
・一過性眼圧上昇のあったHMC群はスパイクのなかったHMC群に比較して、男性が多く、ALが長く、ACDが浅く、乳頭tiltが大きく、β-PPAが大きかった(いずれもp<0.05)。
・多変量解析でも同様であった(p<0.05)。(TY)

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