When gold standards change: time to move on from Goldmann tonometry?
Gazzard G et al(UK)
Brit J Ophthalmol 105(1): 1-2, 2021
・眼圧測定にはGoldmann applanation tonometry(GAT)が標準になっている。
・GATは角膜頂点を平坦にする力から眼圧を推定しているため、角膜厚について重大な仮定をしており、角膜厚が薄い場合には低く、厚い場合には高い眼圧となるし、角膜の硬さによって値は変化し、また再測定時の測定誤差が±2mmHg程度ある。
・Ocular Response Analyzer(ORA)は空気で角膜を変形させることによって角膜hysteresisを測定する。
・この角膜hysteresisは緑内障の視野進行と関連があるとの報告が多くある。
・この予測にはORAの方がGATよりも良いという報告も多い。
・緑内障の進行測定にはGATからORAに移行することも良いのではないか(TY)