Compression sutures combined with intracameral air injection versus thermokeratoplasty for acute corneal hydrops: a prospective-randomised trial.
Zhao Z et al(China)
Brit J Ophthalmol 105(12): 1645-1650, 2021
・円錐角膜の急性水腫に対して、角膜圧迫縫合+前房内空気注入(CSAI)と角膜熱形成(TKP)の結果を20例20眼の症例で、6ヶ月の経過を観察した。
・両群とも2週間後には浮腫は軽減した。
・角膜瘢痕の最大厚みは両群に有意差はなかった。
・6か月後の最高視力のlogMARはCSAIは0.52(0.37-0.85)、TKPは0.96(0.70-1.34)で、CSAIの方が有意に良かった(p=0.042)。
・また、角膜内皮密度はCSAIが2677.8±326.7、TKPが1955.3±298.1cells/mmで、有意にCSAIが良かった(p<0.001)。
・角膜曲率でもCSAIの方がより平坦になっていた(52.13±4.92:63.51±5.83D p<0.001)。(TY)