Relationship between macular hole size and the potential benefit of internal limiting membrane peeling.
Tadayoni R et al(France)
Brit J Ophthalmol 90(10): 1239-41, 2006
・黄斑円孔の大きさとILM剥離の利点について検討した。
・連続する84例の原発性黄斑円孔で最低3ヶ月間は経過観察のできたものについて検討した。
・黄斑前膜を除去し、17%C2F6ガスを注入,10日間のうつ伏せを行なった。
・84眼中36眼はILM剥離を行なった。
・術後の閉鎖率は、黄斑円孔の大きさが400μm以上のものでは、ILM剥離眼では21/21(100%)、非剥離眼では 22/30(73.3%)(p=0.015)。
・大きさが400μm未満のものでは、ILM剥離眼では15/15(100%)、非剥離眼でも18/18(100%)。
・黄斑円孔が大きいもの(400μm以上)では、ILM剥離を行なったほうがよい