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British Journal of Ophthalmology

2007
91巻

角膜厚みと視神経乳頭の大きさ:緑内障性障害への脆弱性

British Journal of Ophthalmology 91巻(1号)2007

Central corneal thickenss and correlation to optic disc size: a potential link for susceptibitity to glaucoma.
Pakravan M et al(USA)
Brit J Ophthalmol 91(1): 26-8, 2007
・POAG患者で、HRTで視神経乳頭の大きさを測定し、超音波パキメータでCCTを測定。
・眼手術を受けていた人は除外した。
・76%が白人、19%がAfrican-American、5%がその他である。
・CCTは視神経乳頭面積と逆比例していた(r=-0.284, p=0.0036, n=72)。
・乳頭面積は、Caucasianは 1.9±0.47(n=119)で、African American(2.4±0.54平方mm)より有意に乳頭面積は小さかった(p<0.001)。
・角膜が厚いと眼圧が過大評価されるが、乳頭は小さくて頑丈である。
・一方、角膜が薄いと眼圧が過小評価され、また大きく変形し易い視神経乳頭を持っている

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