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British Journal of Ophthalmology

2007
91巻

近視性黄斑部新生血管に対するアバスチン治療

British Journal of Ophthalmology 91巻(2号)2007

Intravitreal bevacizumab (Avastin) as treatment for subfoveal choroidal neovascularisation secondary to phathological myopia.
Yamamoto I et al(MA USA)
Brit J Ophthalmol 91(2): 157-60, 2007
・9例11眼(内5眼は既PDT治療眼)の高度近視性黄斑部脈絡膜新生血管を対象
・治療前視力は6眼では 20/50-20/100、5眼は20/200以下。
・アバスチン(1.25mg/0.05ml)注入後、平均153日(35ー224)日での視力は7眼で20/20-20/40、1眼で20/50-20/100、3眼で20/200以下。
・1回注入が8眼、2回注入が3眼。
・視力改善は平均 3.5 line(-1から+8 line)で、11眼中8眼は最終視力は 20/50を獲得。
・中心窩網膜厚は340(253-664)から 234(142-308)μに改善:平均103μ(+4から-356)であり、注入による副作用はなかった

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