Brit J Ophthalmol 107(8):1072-1078, 2023
Mitchell WG et al(MA USA)
・Predictors of long-term intraocular pressure control after lens extraction in primary angle closure glaucoma: results from the EAGLE trial.
・原発閉塞隅角症PACに対するEAGLE trial(Effectiveness of Early Lens Extraction for treatment of PACG)のデータから、透明水晶体摘出(CLE)あるいはレーザー虹彩周辺切開(LPI)の長期間の眼圧コントロール状況について検討した。
・EAGLE trialの中のデータから、36か月の経過観察中に追加手術なしで眼圧が21mmHg未満の反応良好者と、点眼薬なしでも21mmHg未満の反応最適者について検討した。
・369例(CLEは182例、LPIは187例)が36か月間経過観察され、反応良好者はCLE群の90%、LPI群の67%であり、反応最適者はCLE群の66%、LPI群の18%で、いずれも有意差があった(p<0.05)。
・反応最適者に入ったのはCLE群(OR=10.1 6.1~16.8)、中国人(OR=2.3 1.3~3.9)、緑内障点眼薬未使用者(OR=2.8 1.6~4.8)であった。(TY)