眼科JOURNALトップ > British Journal of Ophthalmology > 白内両眼同時手術の頻度について

British Journal of Ophthalmology

2024
107巻

白内両眼同時手術の頻度について

British Journal of Ophthalmology 107巻(12号)2024

Brit J Ophthalmol 107(12):1782-1786, 2024
Hujanen P et al(Finland)
Immediate sequential bilateral cataract surgery: a 13-year real-life report of 56,700 cataract operations.
・FinlandのTays病院で、13年間に行われた白内障同時手術(ISBCS:immediate sequential bilateral cataract surgery)と術後眼内炎の頻度を調査した。
・2008/1~2020/12に行われたすべての白内障のデータを調査し、ISBCSの頻度、眼内炎、硝子体脱出などについて調べた。
・34,797例56,700眼の白内障手術のうち、ISBCSは13,445眼(39%)であり、2008年には4.2%で、2020年には46%に上昇していた。
・硝子体脱出は480眼(0.9%)で発症していたが、この13年間に眼内炎の発症はなかった。(TY)

過去のアーカイブ