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British Journal of Ophthalmology

2008
92巻

BRVOによる黄斑浮腫に対するTAテノン嚢注入の効果

British Journal of Ophthalmology 92巻(1号)2008

Trans-tenon’s retrobulbar triamcinolone acetonide injection for macular oedema related to branch retinal vein occlusion.
Kawai T et al(熊本大)
Brit J Ophthalmol 92(1): 81-3, 2008
・50例のBRVOでTA 20mgをテノン嚢から球後に注入し、最低1年の経過をみた。
・浮腫発生から注入までの期間は平均 4.9ヵ月。注入3ヶ月後の中心窩厚は優位に減少(p<0.0001)。
・PVDのある眼(n=23)では、PVDない眼(n=27)よりも減少率が大きかった(p=0.003)。
・視力が 0.20 logMAR以上改善したものは22眼(44%、PVD+の11眼、PDV-の11眼)。
・3か月の経過観察後に29眼(58%)で追加治療、再度のTA注入あるいはPPVが必要であった

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