Characteristics of severe intraocular inflammation following intravitreal injection of bevacizumab(Avastin).
Georgopoulos M et al(Austria)
Brit J Ophthalmol 93(4): 457-62, 2009
・1つの病院で2500回の bevacizumab(Avastin)注入に対し、8例の重篤な眼内炎が発症した。
・患者は注入後2日以内に無痛性の視力低下を来した。
・全例、前房炎症が強かったが、hypopyonはなかった。
・後眼部病変としては硝子体内細胞浸潤であった。
・眼内炎を疑い、3例は全身的な抗生剤投与を行い、5例はぶどう膜炎にみられる偽肉芽腫性硝子体浸潤で局所抗生剤投与を行ったが、全例、最終診断はぶどう膜炎であリ、全身的、局所的ステロイド治療が奏功した。
・回復はゆっくりであったが(4日から60日:平均30.5日)、永続的な障害はなかった。