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British Journal of Ophthalmology

2010
94巻

黄斑浮腫における中心網膜厚と視力との関連について

British Journal of Ophthalmology 94巻(9号)2010

Central retinal thickness measured with HD-OCT shows a weak correlation with visual acuity in eyes with CSME.
Nunes S et al(Portugal)
Brit J Ophthalmol 94(9): 1201-4, 2010
・CSMEのある2型糖尿病者62眼で、SD-OCTで測定した500μm以内の網膜厚RTと最高矯正視力BCVAとの関連を検討した。
・SD-OCTでCSMEがみられ、500μm以内の中心窩の網膜厚RTが増大していない19眼では、RTとBCVAとの間に相関はなかった(R=0.062 95%CI=-0.404~0.502)。
・500μm以内の中心窩の網膜厚RTが増大していた43眼では、RTとBCVAとの間には中等度の相関がみられた(R=-0.459 95%CI=-0.667~-0.184)。
・RTとBCVAとは、500μm以内の中心窩が関与している時にだけ軽度の相関があるが、この場合にもたった48.8%の場合だけにみられたもので、RTは視力の代用とはならない

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