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British Journal of Ophthalmology

2010
94巻

Pascal 光凝固と通常汎網膜光凝固の自覚症状の違い

British Journal of Ophthalmology 94巻(11号)2010

Pain responses of Pascal 20ms multi-spot and 100ms single-spot panretinal photocoagulation: Manchester Pascal Study, MAPASS report 2.
Muqit MMK et al(UK)
Brit J Ophthalmol 94(11): 1493-8, 2010
・Pascalの20msecのmulti-spotと、100msecの単発での汎網膜光凝固(PRP)の痛みを調査した。
・24例40眼の増殖性糖尿病網膜症の初回治療者を両群にランダムに振り分けた。
・光凝固1時間後にnumerical pain score(NPS)で痛みの調査を、1ヶ月後にnumerical headach score(NHS)で羞明感の調査を行った。
・平均レーザー光量は20msec PRPは 4.8J/cm2で、100ms PRPはの11.8J/cm2より有意に少なかった(p<0.001)。
・平均NPS値は、20msecでは2.4±2.3(mild)で、100msecでは4.9±3.3(moderate)で、有意差があった(p=0.006)。
・平均NHS値は、20msecでは1.5±2.7で、100msecでは3.2±3.5で、有意差があった(p>0.05)。
・凝固後の羞明感の持続は、20msecでは3時間、100msecでは72時間で、有意差があった(p>0.001)。
・20msecの方が不安感、頭痛、痛み、羞明感ともに少なかった

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