The effect of myopia on retinal nerve fibre layer measurement: a comparative study of spectral-domain optical coherence tomography and scanning laser polarimetry.
Wang G et al(China)
Brit J Ophthalmol 95(2): 255-60, 2011
・OCT3(Zeiss)とenhanced corneal compensator付きのscanning laser polarimetry(GDx ECC:Zeiss)で、近視眼の網膜神経線維層厚を比較した。
・149例149眼の近視を高度近視群(-6D以上)、中等度近視群(-3D以上-6D未満)、軽度近視群(-0.5D以上-3D未満)に分け、RNFL厚みとIOLMasterでの眼軸長、屈折度との関連を検討した。
・149眼の平均は年齢23.0歳(18.0-40.1歳)、屈折度-5.05D(-1.0~-11.1D)、眼軸長25.58mm(22.62-28.77mm)である。
・OCTでの平均RNFL厚は眼軸長(r=-0.322 p<0.001)、SE(r=0.291 p<0.001)と有意に相関があったが、GDx ECCでの平均RNFL厚は眼軸長(r=-0.068 p=0.497)、SE(r=0.109 p=0.187)で相関がなかった。
・OCTでの網膜厚は近視の度合いと共に薄くなっていたが、GDx ECCでは関連がなかった。