Adverse events associated with intraocular injections of bevacizumab in eyes with neovascular glaucoma.
Higashide T et al(金沢大)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 250(4): 603-10, 2012
・70例84眼(63.5±13.3歳)のbevacizumabの初回硝子体内注射を受けた新生血管緑内障について検討した。
・基礎疾患は増殖性DMRが58眼(69%)、CRVOが17眼(20%)、眼虚血症候群4眼(5%)、CRAOが3眼(4%)、BRVOが1眼(1%)、放射線網膜症が1眼(1%)であり、合計で116回の注射(1.4±0.8回/眼)が行われた。
・この内、2例2眼(2%)に注射後3日から4日目にCRAOを発症した。
・この2眼はいずれも眼虚血症候群に対するbevacizumab注射であり、1眼は前房内注射であった。
・この検討では、注射後3カ月経過をみているが、その他の合併症はなかった