23-gauge transconjunctival sutureless vitrectomy in treatment of post-operative endophthalmitis
Ahmed M. Almanjoumi et al (Grenoble ,France)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol (2012) 250 :1367-1371
・23G TSVを行なった術後眼内炎10名の患者(5名は濾過手術、5名は白内障)。
・術前全例視力は手動弁か、それ以下であった。眼所見は前房蓄膿(80%)、瞳孔フィブリン膜(80%)、高濃度硝子体炎症(100%)、細菌検出は60%にグラム陽性球菌、10%にグラム陰性桿菌。TSVで合併症は全例に無かったが、2名はRDを発症し、再手術となった。
・最終視力は2名は0.05、その他は0.4か、それ以上だった。
・23GTSVの注意点①強膜圧迫は特に鼻例で注意を要する(4名で結膜裂傷がおこって縫合を要した) ②脈絡膜剥離があると強膜に穴があく ③術後低眼圧
・23GTSVは治療として有効で、20Gと同様に施行できる。また結膜と濾過胞を温存できる利点がある。(YM)