Unilateral lateral rectus advancement with medial rectus recession vs bilateral medial rectus recession for consecutive esotropia
Shin Hae Park et al (Seoul St. Mary’s Hospital, Korea)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 251(5): 1399-1403, 2013
・間歇性外斜視に対して両眼外直筋後転後に、30~35プリズム内斜視に進行した29名の患者。
A&R群(14名)――主たる斜視眼に4.5㎜(30プリズム)又は5.0㎜(35プリズム)内直筋後転と外直筋前転
BMR群(15名)――両眼内直筋後転。4.5㎜(30プリズム)又は5.0㎜(35プリズム)
術後眼位5プリズム内斜位から10プリズム外斜位以内を成功とした。
・術後12ヶ月でA&R群の12名(85.7%)、BMR群の11名(73.3%)で成功。両群に有意差なし(P=0.411)
・斜視眼に、前回手術で後転した外直筋の前転と内直筋の後転を行なった場合、両眼内直筋後転と同じ成功率を得られる。将来的な再手術のために他眼内直筋を温存することもできて有意義であると思われる。(YM)