Intraoperative floppy iris syndrome (IFIS) in patients receiving tamsulosin or doxazosin – a UK-based comparison of incidence and complication rates.
Haridas A et al(UK)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 251(6): 1541-1545, 2013
・tamsulosinあるいはdoxazosin内服者でのIFISの頻度と合併症を調査した。
・2年間で2028例2785眼の白内障があり、52例(1.9%)がtamsulosin内服、109例(3.9%)がdoxazosin内服をしていた。
(安間眼科での調査:男性5,650眼中745眼(13.2%)がα1遮断剤内服、
745眼中、主にtamsulosin内服者は431眼(58%)であった:日本人は多いのか?)
・Doxazosin群では17/106眼(16%)が少なくとも1種のIFISの特徴があり、6眼(6%)では追加処置が必要で、2眼(1.9%)で術中合併症が発生した。
・Tamsulosin群では25/52眼(48%)でIFISの1種以上の特徴があり、18眼(35%)で追加処置が必要で、7眼(13.5%)で術中合併症があり、いずれも、doxazosin群、コントロール群よりも有意に多かった。(TY)