The efficacy of autologous serum eye drops for severe dry eye syndrome: a randomized double-blind crossover study.
Celebi ARC et al(Turkey)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 252(4): 619-626, 2014
・自己血清が重症ドライアイに効果があるかどうかを検討した。
・国際ドライアイワークショップで決めたOcular Surface Disease Index(眼表面疾患指数OSDI:12項目0-4点:計算結果0-100点)、涙液フィルムBUT(TBUT)、シルマーテスト、OXFORDスケール(角膜1か所、結膜2か所の生体染色スコア0-5点)で判定。
・20%自己血清ASと防腐剤非添加人工涙液PFAT治療を20例40眼の重症ドライアイ症例でそれぞれ1か月点眼後に比較した。
・ASでは有意にTBUT時間の延長(p<0.001)、OSDI値の減少(55.2%:19.5% p<0.001)があったが、シルマーテストやOXFORDスケールでは有意差はなかった(p>0.05)。(TY)