Intraocular pressure reduction after initial failure of selective laser trabeculoplasty (SLT)
Marcelo Ayala (Sweden)
Grafes Arch Clin Exp Ophthalmol 252(2): 315-320, 2014
下方半周SLT(SLT1)後の眼圧再上昇に対して、同一部位あるいは上方半周のSLT(SLT2)の効果の比較
POAGあるいはPE患者、 SLT1後1ヶ月以降で20%以上の眼圧下降が得られた患者
最長24ヶ月のフォローアップ 20%の眼圧下降が得られなくなったらSLT2
フォローアップ SLT1: before, 2h, 1, 3, 6, 9, 12, 18 and 24 months
SLT2: before, 2h, 1, 3 and 6 months
結果:各群40例患者背景に有意差なし
PE患者62.5% 北欧に多い
SLT1後の眼圧下降:-6mmHg (24→18)
SLT2一ヶ月後 IOP: 同一部位群 -5 mmHg(22→17) 別部位群 -5mmHg(23→18)
2時間後,1,3,6ヶ月後の眼圧下降に有意差なし 術後炎症も有意差なし
術後6ヶ月までの短期では再治療部位の違いで効果に差はない
SLT後のTMの修復は6-18ヶ月で起きると報告され、この調査でも6ヶ月以降は点眼を変更したり、再度SLTを行ったりしたため、6ヶ月までの成績となっている(MM)