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Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology

2015
253巻

線維柱帯切除後の濾過胞消失に対するMMC併用needlingの効果

Graefe's Archives for Clinical and Experimental Ophthalmology 253巻(1号)2015

Long-term outcomes of needle revision of failing deep sclerectomy blebs.
Koukkoulli A et al(UK)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 253(1): 99-106, 2015
・深部強膜切除後の濾過胞消失に対するMMC使用の針での濾胞再建の長期経過を66例66眼について検討した。
・結膜下にMMC 0.01-0.02mgを注入し、15分後にneedlingした。
・判定は完全成功は点眼薬なしに眼圧が18以下あるいは20%の低下で、部分成功は点眼薬使用下で上記の眼圧とした。
・平均経過観察期間は67.8±24.8か月(1-10年)であり、平均needling数は1.6±0.8(1-4)回である。
・2回以上のneedlingは31眼(47.0%)に行われた。
・施行前の眼圧値は23.2±6.9mmHで、完全、部分成功率は1年で64%、71%、3年で57%と68%、5年で40%と58%であった。
・濾過手術後6か月以内の早期needlingは有意に不成功が多かった。
・合併症は5眼(7.6%)で低眼圧、濾過胞漏出が2眼(3.0%)、眼内炎1例(1.5%)、角膜浮腫2眼(3.0%)であり、needlingの有効性が分った。(TY)

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