Treatment of stage 3 Coat’s disease by endolaser photocoagulation via a two-port pars plana nonvitrectomy approach.
Cai X et al(China)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 253(7): 999-1004, 2015
・Two-port pars plana nonvitrectomy approachで滲出性網膜剥離を伴った24例25眼のstage 3のコーツ病の治療を行った。
・24例中23例は男子で2-17歳、1例は女子で6歳である。
・輪部から3ミリ部に2か所穴をあけ、眼内レーザーで異常血管を直接凝固した。
・追加治療は網膜下液排除(5眼)、眼内トリアムシノロン注入(7眼)、抗VEGF薬硝子体内注入(17眼)である。
・1回から5回の施行(平均1.96回)で、25眼中24眼(96%)で、平均4か月で網膜は復位した。
・1眼(4%)は再剥離し、5眼(20%)は倒像鏡での追加光凝固を施行。
・最終的に平均10.08ヶ月の経過観察で24例(96%)で血管拡張は軽快した(図)(TY)