Effect of a topical nonsteroidal anti-inflammatory agent (0.1% pranoprofen) on acute central serous chorioretinopathy.
AU SH et al(Korea)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 254(8): 1489-1496, 2016
・プロスタグランジンの生合成を抑制する作用をもつpranoprofen 0.1%点眼(ニフラン点眼)がCSCに効果があるかどうかを検討した。
・52例52眼のCSCをカルテ記録から治療群26眼、コントロール眼26眼に分けて調査した。
・中心窩脈絡膜厚SCTは治療眼では365.5±52.9→288.9±36.1(6M p=0.005)、Ctro眼では385.2±43.4→364.1±48.7(6M 有意差なし)。
・網膜下液厚SRFは治療眼では221.5±108.4→97.6±54.3(1M p<0.005)→4.3±11.2(6M)であったが、Ctrl眼では265.4±112.4→242.2±111.2(1M 有意差なし)→64.8±116.9(6M p<0.005)であった。
・中心網膜厚CMTは治療眼では403.9±114.6→270.1±37.9(1M p<0.005)→216.1±32.3(6M)であったが、Ctrl眼では459.1±104.9→431.7±97.3(1M 有意差なし)→304.6±92.8(6M)であった。
・logMARは治療眼では0.46±0.53(小数点0.35)→0.23±0.40(小数点0.59)(3M p<0.05)→0.21±0.33(小数点0.61)(6M)であったが、Ctrl眼では0.27±0.28(小数点0.54)→0.19±0.15(小数点0.65)(3M 有意差なし)→0.17±0.13(小数点0.68)(6M 有意差なし)であった(図)(TY)