Correlation between outer retinal layer thickness and cone density in patients with resolved central serous chorioretionopathy.
Nakamura T et al(富山大)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 254(12): 2347-2354, 2016
・CSCの12例12眼でAO眼底カメラとSD-OCTで錐体細胞と網膜外層厚を測定し、網膜下液消失時と、その12か月後の経過を観察した。
・網膜外層厚は中心窩から0.5mmの位置の外境界膜ELMの外側とRPEの内側間の距離とした。
・下液消失時のlogMARは0.16(小数点0.69)、12か月後は0.01(小数点0.98)であった。
・錐体濃度はそれぞれ12,213±4,744→17,146±3,134/mm2(正常者は34,500±4,088)で有意に増加(p=0.0014)、網膜外層厚は53.5±11.0→60.7±8.3μと有意に減少(p=0.0013)しており、両者には相関があった。(TY)