Measurement of lamina and prelaminar thickness of both eyes in patients with unilateral branch retinal vein occlusion.
Son Y et al(Korea)
Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol 255(3): 503-508, 2017
・緑内障で薄くなっている篩板厚(LCT)と前篩板厚(PT)をBRVO患者50眼で測定し、年齢をマッチさせた正常眼35眼の結果と比較した。
・篩板厚は視神経乳頭の中央部、前篩板厚は最も薄い部分を測定点とした。
・BRVOと正常者のLCTは208.26±43.25:260.41±43.25µm(p=0.000)、PTは155.70±76.89:201.74±74.97(p=0.008)で有意差があった。
・BRVOの健眼のLCPは204.97±37.57(p=0.000)と147.06±71.33(p=0.004)で、いずれも正常者と比較して有意に薄かった。
このことから、BRVOと緑内障は篩板、前篩板に同じような構造変化があると考えた(図)(TY)